完全マイウェイ!

Talkin' a lot, sorry I'm faded.

24時間テレビについて思うことを雑にまとめた。

ぷりぷり~!幸先の良い情報本当に嬉しいわ!ということで、Sexy達本当におめでとう!各誌での24時間テレビメインパーソナリティーやりたい!とアピールしていた実が結んだわね。世界は確実にSexy時代へと向かっているそんな気持ち。ただ、嬉しい反面…私にも色々と複雑な想いがある。分かるでしょ、こういうこというのってめちゃくちゃ気が引けるけど、やっぱり冷静に物事って見ていたいのよ。すごく心配が立ってます。それはこの番組を根本的に変えない限り、この番組をYesといえない自分がいるからです。素直に私の体験を書きます。応援するし、ちゃんとテレビに張り付くけど、あの番組が生み出すものは一体なんなのか…色々書いてみました。割と途方もなくて諦めかけながら書いたのでアレですけど、本当この番組もっとどうにかならないだろうか…。

24時間テレビとわたし
私が24時間テレビを意識したのは、小学校高学年の時だ。当時地元ローカル局24時間テレビに合わせて企画した、ゴミゼロ運動に参加したのがキッカケだ。小学生らしい、テレビに映るかも!という邪な気持ちで参加した。しかし想像以上に過酷で疲弊し、暑さで倒れる人が続出し、何とか最後までやるぞー!と皆で声をかけ、励ましあい、時には歌を歌ったりしてゴミ拾いしたのを覚えている。自分がテレビに映ったのかどうかも覚えていないが、あの妙な一体感が好きだった。今でも忘れられない、奇妙な体験である。

そんな体験もあって、どちらかと言うと24時間テレビは好きだった。元々当時通っていた学校が福祉や環境保全活動に力を入れていたこともあって、そうした活動が好きだった。だが、高校の時に付き合っていた恋人はこの24時間テレビが大嫌いだった。「偽善的で障害者を利用して金儲けしてるだけに過ぎない」というのが彼の考えだった。私はその時これまで自分が気付かなかった自分の中の差別や偏見、そして自分の偽善的な部分にショックを受けた。私は今まで健常者としての自分を満足させる為に、障害者を利用してきたんじゃないか?とそこで初めて気付きを得たのです。以来24時間テレビを積極的に見ることはなくなりました。私は健常者として障害者を利用してきた部分があるとはっきり認識したからだと思います。

今は24時間テレビも番組内容や方向性を変えれば、有用的には使えると思っています。現に募金は誰かの役に立っている(不透明だが)かもしれない、そうなると簡単にこの企画をやめろとは言えない。じゃあどうすればいいのか。まずは24時間テレビの根ざす問題について書いてみる。

24時間テレビの良いところと悪いところ
☆社会奉仕活動や福祉への関心が高まる
☆募金によって助かっている部分もある(不透明な部分は多いが)
★感動ポルノのオンパレード
★ノーギャラではない
★画一的で多様性でない

昨今の労働問題を考えると、ノーギャラでもいいんじゃないかと思うけれど、やはりこの番組はチャリティー番組であって、番組の主役は支援を必要とする人々であることを考えると…あまり良いとは思えない。

今の24時間テレビは障害者や障害者福祉へのステレオタイプや家族愛のステレオタイプを垂れ流しすぎである。そして、その先にあるのは感動ポルノだ。根性論もそうだが、このステレオタイプを広めることで障害者たちやその家族、そして福祉にも無力感を与えている可能性がある。そもそも24時間テレビの障害者が存在すること・そして頑張ることで賞賛されることはとても危険な行為である。障害者が存在することや頑張ることで賞賛されると、当事者は無力感を抱くだろう。それは普通の人とは違うことを揶揄されているからで、主体性を失くしかねない。ステレオタイプを大々的に放送することで、障害者は健常者にとっての癒しであると捉えられ、自己肯定感を失い、当事者を長く苦しめてしまう可能性だってあるのだ。下記の動画は、「感動ポルノ」という言葉を作り問題提起したジャーナリスト兼コメディアンの故・ステラ・ヤングさんのTEDでのスピーチ。是非見ていただきたい。

youtu.be

logmi.jp

また昨年は"病気を言い訳にせず"というフレーズが大炎上しましたよね?なぜこのフレーズが炎上したのか、体育や部活を「喘息のため」に休むこと。これは何ら問題のないことである。だが、この"病気を言い訳"にしているという文言は当事者にとってはかなり重い一撃である。病気を言い訳にして休んでいるという事が「ずるい」と捉えられることが一番怖いことであるからだ。何より問題なのは、根性論を良しとしている表現であること。「ずるい」は「羨ましさ」と混同されやすいと思うが、「ずるい」は悪いことだという印象を与え、「ずるは悪いことだから排除していい」という事になりかねない。そして喘息という病気を過小評価しかねない表現であることだ。喘息は死に至る病気である。確かに羽生選手や清水選手のように、喘息を持つ人達が世界のトップに立っている姿は喘息である当事者達からすると、とても励みになることだ。特に子ども達には輝いて見えるだろう。だが、それは適切な医療的管理があるからこそ。それを理解し、手助けするのが大人の仕事。この表現だと、そうした大人の理解も失いかねないものである。

・裏番組NHK「バリバラ」の共存と目標、そしてテレビや業界の改革へ
昨年も24時間テレビの裏では「バリバラ」が放送されていた。こちらも生放送。Twitterやネットでは24時間テレビに対抗して…という見方も多いようだが、バリバラは番組冒頭で"With"という言葉を使っている。24時間テレビを叩くことは簡単だろう、様々な噂があるし、大きな企画ほどアラがあり、標的になりやすいというのもある。しかし、「バリバラ」では24時間テレビを安易に批判し叩くことはしなかったのだ。そして、"With"という言葉の中にあるのは、「共存」だろうと思う。

バリバラの番組的な目標は、「この番組をやらなくていいくらいこと、差別がなくなり、障害への理解が進むことだ」と司会者は述べていた。私たちの変化やこうした問題への意識の向上も大切だが、テレビ業界的にもこうした問題への意識を向上できないかと思う。現に24時間テレビ内のバラエティー番組内でも、亀梨くんにカミングアウトを迫ったり、石原さとみにお酌をする演技をさせたり、酷い有様だった。亀梨くんへの行為は一橋大学アウティング問題をもう忘れたのか?と言わんばかりの所業である。大人がこうした行為をテレビで行うことの事の大きさを分かっていないと言わざる得ない。

海外のテレビではこうはいかないだろうなと思う。現に日本はこうした人種・障害などの問題には諸外国よりも遅れをとっている。よく、だったら海外に行けと言ったり、ここは日本だぞと言う方、もしくは何でも外国を真似していいもんじゃないと言う人もいるが、論外である。なるべく色んな人を傷つけない表現を心掛けることは最低限のマナーだ。人を傷つけることで取り返しのつかないことになった責任は誰にも償えない。償えるようなものではない。

24時間テレビだから出来ること
私のように指摘された時に初めて自分が健常者としての自分を満たす為に、障害者を利用してきたかもしれないと認識する人もいると思います。私もある人に指摘されて、このステラ・ヤングさんのスピーチを見てからは自分の中に常に偏見や歪んだ見方があって、それは日々意識したり何かに対峙することによって緩和・修正していくものなのだと思いました。自分にはそんな意識はないと思わないこと、簡単に修正できるものではないということ、偏見は根深い。私も日々勉強して偏見を取り除こうとしているひとりです。さて、24時間テレビが新しく生まれ変わるにはどうしたらいいのか、私なりに書いてみました。

☆限定的な当事者だけではなく多様的な当事者を主役にする
福祉や社会奉仕活動と一口に言っても、様々な問題があります。ある程度時代や世界の流れを見た時に、今年もしくは去年一番モーメントとして輝いたものをひとつのテーマとして持ってくることも必要だと思います。地球温暖化・LGBTQ・Timesupやmetooなどの女性への様々な問題・障害者の線路転落事故・高齢化社会の問題など…。障害や病があるかないかだけでなく、福祉という広い意味を持って取り組んでみて欲しいです。

☆マラソンや過酷なロケはやめて討論をする場へ
もはや従来のようにマラソンや身体障害者を身体的に追い込むようなロケは、この時代に必要ありません。愛は地球を救うというずーっと敷いてきたテーマがあるように、愛が地球を救うならば、まず知るところから始めなければなりません。マラソンや過酷なロケで苦しむよりも、先にやることがあるでしょ。

Sexy Zoneがメインパーソナリティーになること
正直もうちょっと先だと思ってました。でも来てしまって、やっぱり心配が大きいです。この大きな荒波に飲まれるというか、マジョリティナイズされてしまうんじゃないかというか、私はどちらかと言うとマイノリティーとして生きていますし、生活しているときに咄嗟に傷つくことはあるんですよ。それは別に慣れてるけど、大勢が見るテレビで、チャリティー番組でやられてしまったら、しかもSexy Zoneのいる場でやられたら、果たして自分はどうリアクションをするべきなのかって思ったりして。でも信じるしかないですし、Sexy達ならSexyに愛とリスペクトを持って、やってくれるだろうと思います!!!とりあえずあれですよね、ブルーレイレコーダー新調すべきよね。(そこ?!)

※去年書いた記事をうまくお料理して書いたので、普段よりも雑感でてますごめんなぱい。このこと書くの迷いました…嫌なら見なきゃいいとか愚痴言っても喜ぶ人いないとか色々な意見あると思いますが、私も人として考えた時に大好きで大事な人を傷つけたくない想いはあるので、あえて軽くまとめました。この番組を大きく変えてゆける世代と価値観のあるグループだからこそ、ファンとして書いておきたいなと思いました…。Sexy達ならやってくれる!!!!ぜ!!!!!!