完全マイウェイ!

おもろが過ぎるよジャニーズ集団。

心が叫びたがってるんだ。(微妙なネタバレかも?)

別に公開日でもないのに無駄に緊張して、映画館に50分以上早く着いてしまった。そわそわしながら、チケットを購入し、売店の前でぼんやりしていた。アニメ映画は観ていない。好都合だった、真っ新な気持ちで見られるので、でもなんか緊張していた。

 

私はアニメの実写にはうるさいし、他人の傷の見せ合いやさらけ出し合いに弱い。弱いというのは、すぐ泣くというのもあれば、ほだされて正しく判断できなくなるというのがある。まあどっちも一緒か。とにかく何だか心配していた。アニメ映画の方を観てもないのに心配するのもおかしな話だが、どうもこの手のものは幻滅しやすい自分がいるのだ。

 

まあ結果詰めの甘さはあったけど、良く出来ていたなぁと能天気な感想を劇場を出て思ったのだけれど。何かを好きになることはいつも正しい判断が出来なくなるなぁと私は常々思っている。まあ正しいなんてないんだけれど、本来の自分では決して行き着けないような答えを自分が導き出した時は、いつも不安とワクワクがある。いや、ほぼ不安で投げ出すことの方が多いんだけれど、ワクワクは稀な方。

 

成瀬順の過去と傷をとても自分にあてはめる人は多いのではないか…と私は思う。いや、あの登場人物全員の傷や過去と似たような経験をしたことはあるのではと思った。私は成瀬順の経験に似たことが昔あった、簡単に離婚して欲しいと言ったら、親が離婚してしまったことだ。馬鹿だと思うが。だから私の学生時代に成瀬順と坂上拓実がいたらなぁと切々と思ってしまった。私はあまりにも物事を複雑化して、素直や綺麗とは言いづらい学生時代だったように思うので。

 

それに成瀬のファミレスの一件の後の病院のシーンは、まるで私の体験記を見ているかのようだった。私の経験ではあの場に坂上くんのような存在はいなかったが、母親に制御出来ない操れない自分の意思に対して、私の母も成瀬の母と同じ反応をしてきた。私にとってはSOSだったが、母はそうとは思わなかった。なので、他人事には思えなかった。そして、ああ良かった、成瀬順には坂上くんがいて…坂上拓実には成瀬さんがいて良かった…と思った。私もあの時坂上くんのような救世主がいたらよかったのか…いや、自分でどうにかしなきゃいけないんだと思った。

 

映画はエンドロール後も続く。あの登場人物たちもまだあの後の物語がこれから待ってるんだ、どこかで。息災でやってくれよと思う。

 

で、どうなのよ感想は、と。良かったです。接続部の甘さはあったりしたけど、実写にしては上々だし、銀魂もそうだったけれど、2017年は実写映画のある程度の成長を感じている。気がする。そして私個人的には、何かを総括するような、引っかかりを解いてくれるような映画だった。自分のことね。難しいけど。

 

そう、ケンティー大先生。序盤はケンティー大先生だ〜とは思いましたが、物語が進むに連れて坂上くんになります。終盤の王子役で「あっそうだった、ジャニーズだった。」と思いました。俳優陣、特に寛一郎くんの強面男子高校生感の中に徐々に現れる切なげで寂しげな表情が素晴らしかった。なんだあれ、すごい。杏奈ちゃんはあるシーンがハッとするくらい綺麗で…。芳根ちゃん、宣伝活動中のあらゆる場面での会話のトスやレシーブが素晴らしくて株うなぎ登りですよ。どんな場面もずっと成瀬順だった気がします。丁寧に表現している気がしたなぁ。私は!

 

私は感想も自分を混ぜないと言えないのが、アレなんですが、ご容赦下さい。色々思い出しちゃった。そして色々気付いちゃった。多分まだ私の心は叫びたがってるんだなー!みんな見てみるヨロシ!(古っ)(えっ、〆これかよ!)