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完全マイウェイ!

おもろが過ぎるよジャニーズ集団。

ティーン世代だけの問題ではない「13の理由」

13reasons why.

youtu.be

今週の週末は、これに費やしてしまった。そのくらいこのドラマは強烈でショッキングで、私たちに問いかけてくる。これはティーン世代だけの問題ではない、特に日本は今震災後の避難者いじめやその他数多のネットいじめによる自殺が絶えることなく起っている。本作はオンラインストリーミング配信サイトのネットフリックスオリジナル映像作品である。原作はジェイ・アッシャー著のヤングアダルト小説のベストセラー、あまりにも苦しい内容で最後まで読み終えることが出来なかった人もいると言われるほどの作品だ。

本作が映像化に至ったのは、ディズニーチャンネルで一躍有名になった全米ティーンのスター"セレーナ・ゴメス"が原作に惚れこみ、自らが映像化を持ちかけたのきっかけだ。それをネットフリックスがドラマシリーズ化した。故にセレーナファンや海外セレブウォッチャーの中ではこの作品に一目置いていた人もいるようだ。監督は昨年のアカデミー賞作品賞を受賞した「スポットライト 世紀のスクープ」のトム・マッカーシー。映画ファンも必見だ。

ある女子高生が自ら命を絶った。クラスメートに残されたのは彼女の声を録音したテープ。そこから悲劇の謎が明かされていく。

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13の理由というのは、彼女が自殺するに至った理由とその人物たちのことだ。私はこの週末、一気に見てしまったほどに夢中になった。というか、序盤見始めたあたりから、見なければならないような使命感にも似たものを抱いた。この物語の主人公ハンナの亡くなった理由は、別にレアケースでもなんでもない。実に誰にでも起り得ることで、だからこそ多くの人に見てもらい、このいじめや自殺について考えていかなければいけないと思う。

だが、ひとつだけ気をつけてほしいことがある。ラスト3話になると非常にショッキングな出来事ばかりが起こる。本編の前に"警告"があるとおり、自己判断で鑑賞してほしい。正直あそこまで執拗なほどに表現しなければならないのかと思うほど、この映像・表現は非常にショックで、私も決心して見たが…それでもぐったりしてしまった。本作は本編の他にドキュメンタリー映像もネットフリックス内で配信している。そちらの中でこのショッキングな部分の表現に関して勢作陣の考えが語られているので、本編を鑑賞後、ぜひそちらも合わせて見てほしい。このドキュメンタリーは勢作陣だけでなく、精神科医や女性支援団体の創設者なども参加し、本作の問題提起に関して語っている。

私の率直な意見としては、今年のネトフリ作品では傑作なのでは?!と思う。原作は未読だが、これほどまでに緊迫感を保ちつつ、主人公ハンナの気持ちとクレイの気持ち両方に視聴者が寄り添うよう(リンク?)作られていることは大変意味のあることだと思う。誰がどんな言葉に傷つくかはわからない。そしてラストシーンが非常に良かった。

また登場人物の特徴も様々な部分は大いによかったと思う。貧困・虐待・過保護・厳格過ぎる家庭・子どもに無関心な家庭・セクシャルマイノリティーなど、それぞれの家庭環境やそれぞれの人格・性的指向もさまざまでスクールカースト的な部分も描かれていた。その他これに派生して校内での銃乱射事件に発展しそうなにおわせる点もあったりなんかして、随所細かいところまで何だか逃せない作品だった。多面的なドラマという感じ。

音楽、カセットまた再人気しそうなくらい登場してくる!SONYWALKMAN…。そしてこうした題材によく出てくるような気がしなくもない、Joy DivisionElliott Smithなんかいつ聞いてもかっこいいな…。


そしてアベンジャーズの登場人物でエロい妄想してるジェシカ最高だと思うんだけどな????とオタクは思うのだった。

 

13の理由とそのドキュメンタリーの他に合わせて見てほしいものをあげるなら、「ガール・ライク・ハー」だろうか。これも同じくティーンのいじめに関する映画なのだが、ドキュメンタリー風になっていて不思議な気持ちで見た。この映画では加害者自身の問題にも焦点をあてていて面白かったのと、被害者に寄り添うべきは勿論だが、加害者の問題にも向き合うべきであるということが分かりやすく描かれているように思う。

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こういう作品は何度も見て色々考えないとな…と思うのだが、精神が持たない…。ぐったりするのでなぁ。元気を取り戻したらまた再度視聴して、色々考えることにしよう。